任意後見

 

 

・老人ホームを行った来たり~

 

 

想像してみて下さい。

自分が将来、事故・病気・加齢等で判断能力を失ったときに、

親戚の方がご自分の財産を巡って、

ご自分の身柄を奪い合う事態になったらどうでしょうか。

おもちゃの取り合いではないのですから、

「私が面倒見るから」、

「心配だから俺がついていないと」などと

あちこち引きずり回されるほど惨めなことはありません。

 

 

また、ご自身が一人暮らしである場合には、

将来、ご自分の財産管理について

誰かのサポートを受ける必要が出てくる場合もあり得ます。
そこで、信頼できる人に財産管理等を任せる方法として、

あらかじめ任意後見契約を締結するという方法があります。

 

 

他方で、成年後見という制度がありますが、これは、

ご自分の親族等が家庭裁判所に成年後見人の選任を申し立て、

裁判所が本人の状況を確認した上で選任するという手続です。

しかし、この場合には、すでに、ご自分の判断能力が

十分でなくなっていることが前提ですから、

必ずしも、自らが望んだ人物が成年後見人に選任されるわけではありません。

 

 
任意後見制度を利用すれば、

後見人を自分の意思であらかじめ準備することができるのです。
任意後見契約は、ご自分と成年後見人予定者との間で、

ご自分の判断能力が低下し後見人を必要とする状態になったときに、

受任者が後見人に就任することを内容とする契約です。

 

 

そして、実際に委任者が後見人を必要とする状態になったときには、

受任者や親族等が家庭裁判所に後見監督人の選任を申し立て、

裁判所が後見監督人を選任したときから後見が開始して受任者が後見人となり、

委任者に代わって財産管理等をすることができるようになります

(ですので、後見人が勝手に財産管理をしてしまうということもありません)。 

 

 

 

 

弁護士費用 

 

 任意後見の契約書作成費用     15万円(税別)

 

 任意後見(財産管理等)費用    月額3万円(税別)